天然素材である革。一つとして同じものはありません。素材に表情があり、手を入れれば入れる程、その思いに応えてくれます
革の加工は数ミリ単位ではありますが、ここだけは手抜きをしないよう心掛けます。
アウトドア・アトリエは革使いはパーツ利用が95%。
クラッシック・バックパックは、当時、素材が無いために革パーツを使用していました。現在はデザイン性から革パーツを使用します。革は使用期間でエイジングします。長年使用すると味が出ますし、使う人の歴史が現れます。ここがナイロン製品との大きな違いです。
革は厚さを調整しなければいけない。
組み合わせるパーツや、場所によって革自身の厚さを調整しなければいけません。アウトドア・アトリエは革専門のバッグ業者ではありませんので、この部分は外注します。
革漉き業者と呼ばれる手仕事職人です。
革漉き(カワスキ)業者に依頼をする。(2017年2月1日記事参照)
高度な器用さを持つ革漉き職人。ミリ単位のワザを持っています。持って生まれた才能としか思えない微妙な手先感覚で、ミリを感じ作業をします。画像はコバ漉きと言われる加工です。
分業されたこのひと手間が日本的な職人ワザ。
ヨーロッパ・バッグブランド(2017年3月26日記事参照)は、自社工房で全ての生産ができるシステムと機械を持っています。工房内のパーツ加工の職人がパーツを作り、最後は一人のマイスターが最終まで製作します。
古くから日本では分業が多く、裁断、革漉き職人、二次加工職人、最終的に加工する職人と分かれています。
理由は定かではありませんが、分業により各職業を守るという意識と、ワザの本質が違うので、分業の方が効率が良いためかもしれません。
結論
非効率に見える分業とひと手間。実は理にかなった品質へのこだわりのシステムである。
P.S
1日1改善
1日のスケジュールを時間ごとに書き出してみる。
why?
動き回る日は、列車ダイヤの様に時間ごとにやることを書き出しっす。やるべき事に漏れのない様にするため。
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