刃物は使う前に研ぐ。研ぐから切れるのだ。

刃物は切れ味が悪くなる。当たり前だが、使用していると刃先が摩耗してくる。刃が摩耗すると切れなくなる。カッターは刃先を折れば新品の刃が出てくる。皮切り包丁は自分で研ぐ必要があるのだ。

「7つの習慣」の第七の習慣は、刃を研ぐ。

道具にはメンテナンスが必要である。現代人は忘れがちな事なのだ。自動メンテナンスモードは無い。多くの人は、使用している道具は、未来永劫使えると考えてしまう。

書籍「七つの習慣」では、きこりの必要な物は斧である。ゆえに斧を磨くことが最優先事項であると説いている。最も重要な自己研鑽をせよとのことだ。シンプルだが、忘れがちな事だ。

皮切り包丁を研ぐ。切れ味のアップは仕事の効率性アップ。

アウトドア・アトリエでは裁断時に皮切り包丁を使用している。多分このやり方はイレギュラーなやり方なのだ。同じ人が殆どいない。理由は、裁断時の力加減がやり易い。

皮切り包丁も、必ず切れ味が悪くなる。切れなくなると、全身の力を使う様になる。
仕事効率が悪くなり、肉体的な疲労も尋常でなくなる。

皮切り包丁を研ぎ石で研ぐ。切れ味が復活する。まさに最重要事項だ。

皮切り包丁は、研ぎ石を使用し、切れ味を向上させる。皮切り包丁を研ぐ時は、ノウハウと経験が必要だ。特に角度が重要。これを誤ると、刃物は切れなくなり、廃棄しか無くなる。

七つの習慣の教え通り、最重要な行動は、刃を研ぐことである。自分を研鑽せよとの比喩表現である。

しかし、我々は、本当に刃を研ぐのだ。なぜなら、最重要事項であるからだ。