型紙用重石(おもし)40年使う。

株式会社A.Sスポーツ、アウトドア・アトリエには不思議な道具があります。工房のスタート時、情報の入手する術がなかったために身の回りの道具を使い代用していました。

その一つが型紙製作、裁断時にボール紙や生地を安定させて作業をやり易くするために使う「重り」(重石)があります。

Fabric X-pac
重り

鉛の塊で一つ850gあります。ずっしりと重く重厚感がありますが、何と本来の用途は「生花用」の重石です。
11cmx8cmの変形した塊ですが、円形よりも持ち易いので
重宝しています。なぜ、これを使うに至ったのかは不明ですが
未だにこれに変わるものがありません。

型紙重り

「もの創り」の歴史は、道具の歴史たど思います。
全ての分野の職人は自分流の道具を持ち、改善し
肉体化していく。その積み重ねが「もの創り」だと思います。

アウトドア・アトリエも改善する余地がかなりあります。
全てをブラッシュアップしていきます。

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