小売業は季節を自ら作り出す作業をしている。

アイデア・トリガー

激暑、変則台風と気候は目まぐるしく変わる。渋谷のハロウィンのバカ騒ぎが映像で流れ、賛否が議論される中、季節は確実に進行する。晩秋から冬支度に入る。
小売業は敏感だ。年間の販売スケジュールが決まっているとはいえ、ステルス爆撃機のごとく、静かに、何食わぬ顔して、商品ディスプレイを変える。このスタンスはものづくりでも多いに学ぶ必要がある。

ハロウィンが終わると、即クリスマスツリーに変える。

一体、何の騒ぎだったのでしょうか?9月中旬に入り、ハロウィンの商品陳列が始まりました。
約1ヶ月半程、商品と陳列はハロウィン一色でした。例のかぼちゃが所狭しと。

しかしながら、11月に入った途端にクリスマスツリーとディスプレが変わりました。
このスピード感が小売業なのかもしれません。

消費者も11月に入ればハロウィンは過去のこととなり、忘れさられてしまいます。

ハロウィン

小売業は販売計画を52週で考える。

小売業の一年は四季ではなく、52週で考えています。毎月、毎週、テーマと販売する重点商品を決め、
それに基づき陳列、表示物をデザインし、発注します。

以前、その計画表を見たことがありますが、非常に細かく、計画しています。
同様なことをひとりものづくりで再現することは難しいですが、学ぶことはあります。

我々は季節の商品陳列に消費マインドを喚起される。

通常、一般消費者は、11月にクリスマスのイメージを持つことはありません。気候によっては、半袖の人もいるくらいなので。長期天候予測の入手は必須アイテムです。

消費者は、ディスプレイのクリスマスツリーを見ることにより、季節の変わり目を感じ、心の準備に入ります。
消費は人間心理学の応用とも言えます。

クリスマスツリー

小売業は季節の変化を自ら作り出し、静かに雰囲気を作る。

実際の季節の変化に、商品構成を合わせると売るタイミングを逃す可能性があります。
特に、現在の不規則な気候変化の中にあればなおさら。

ただし、それとなく、静かにステルスのごとく行うことが重要です。
気がついていたら、買っていた的なことです。我々はその仕掛けに完璧にはまっていますが、
普通の消費者は気がついていません。また、そこが重要な要素となります。

結論

消費喚起には静かなる、季節の変化の演出が重要である。
そのためには、あらかじめ、長期の販売スケジュールが必須となる。
ひとりものづくり起業家も少なくとも、12ヶ月の計画を導入する必要がある。

1日1改

Bluetoothキーボードを再び変える。

why?
中々良いものが無い。一長一短である。

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ブログの趣旨 皆様の「アイデア・トリガー」を目指して。
皆様に少しでも、何かを考える、思い出すキッカケつくり。
何かを読んだ時、見たとき、人の話しを聞いた時、フッと思い出すことありますよね。それがアイデアです。
そんな瞬間を目指します。