段ボールケースから深く考える。

創業80年の知人の段ボールケース会社が今月末で廃業する。3代に渡る企業経営であった。その終わり方が素晴らしい。
倒産ではなく、積極的に自ら会社をフェードアウトしたのだ。これは中々出来ないことである。
物事には当たり前だが、始まりがあれば終わりがある。段ボールケースという隠れた商品から学ぶこと多し。

日本製段ボールは高品質で何度でも使える。

アウトドア・アトリエの使っている段ボールケースは日本製です。知人の会社から購入しています。大きな会社ではありませんが、生産設備を持っていますので、段ボールケースメーカーとなります。段ボールケースを作る機械を操作する職人もいますが、実にアナログな作り方です。しかしながらシンプルなシステムのために、価格も抑えられた高品質な段ボールケースができます。

段ボールケースも商品の一部となっている現状。

数年前、ちょうど良い大きさの段ボールケースが無く、中古品を使ったところ、取引先からクレームが付きました。
段ボールケースも商品の一部なので、新品を使うようにとの指示です。流通現場にはあまりエコロジーの感覚はありません。
一度使えば、即廃棄です。実に勿体ないことです。紙製品なのでリサイクルは出来ますが限度があります。

段ボールケースの効率的な使用法を考える。

各社全く異なるサイズの段ボールを使用しています。商品に合わせて、段ボールケースを作りますのでオリジナルが必要となります。メーカー品となれば外側に印刷を入れていますので、他社がリサイクルとして使用することはなかなかできません。
アウトドア・アトリエでは運送会社のサイズ表に合わせた段ボールケースを使っています。できるだけ効率良く使うため、ユーザーにお送りする商品以外は、使い回しするようにしています。ただし、ボロボロの汚いものは使用しません。リサイクルに回します。

商品機能プラス発送形態が最終商品となる。

商品の持つ機能は当然ですが、今後は更に段ボールケース、発送形態などトータルで含めたものが商品となります。
ドローン配送、自動運転配送と時代は変化しても商品を守るケースは必要でしょう。
アナログ商品の極致、段ボールケースですが、その中にも時代の流れ、変化、と色々なものが詰まっています。

サイズメジャー

結論

段ボールケースというアナログ商品でさえ変化がある。ましてや、消費者向け商品ならば、改善点、アイデアなど無限である。
常に視点を広く持つこと。

1日1改善

iPhoneのキーボードを変える。

why?
入力のスピードアップするため。

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