Think Memo No.018 メモはタスク化、実行、結果という流れで初めて身に付く。タスクのプロジェクト化(後編)

Think Memo No.018 メモはタスク化、実行、結果という流れで初めて身に付く。タスクのプロジェクト化(後編)

メモした、現場の事実、アイデア、をどうすれば実行し、成果を出せるか?多分この質問が一番多いのではないだろうか?
メモの取り方、ノート、手帳類の情報はたくさんあるが、実行まで落とし込む情報は少ない。

実行するには、全てをプロジェクト化することである。

「プロジェクト」という表現はオーバーな表現に思われるが、Plan-do-checkの別表現なのだ。
「これは良いアイデアだ」と考えたことは全てプロジェクト化し、ナンバリングすることで、実行するモチベーションが高まる。

このプロジェクト化に相応しいノートが、MOLESKINE Professional notebookだ。

価格は通常のノートよりも高額だが、コストパフォーマンスを考えれば納得できるかもしれない。
このノートは1ページ1プロジェクトとなっている。162プロジェクトが記入できる。

MOLESKINE

プロジェクトは1ページ1プロジェクトに収めた方が良い。1プロジェクトが数ページに渡ると達成までに時間がかかり、途中で挫折する可能性がある。

達成のポイントはプロジェクトの分解である。

ケーススタディ

1)週間スケジュールのプロジェクト化

通常は1週間が1プロジェクトとなるが、あえて1週間を半分に分ける。
月曜日から水曜日までが1プロジェクトである。
また、木曜日から日曜日までが1プロジェクトだ。

分解することにより、達成力がつく。

2)4月15日から4月17日の3日間で1プロジェクト
ナンバリングはNO.20190404-1-136
2019年4月4日の1番でモレスキンのページ136ページに記入したということ。

3)あらゆることをプロジェクト化して、進行状況を確認するクセを付けると、遅れが直ぐに分かる。

4)可能ならば仕事もプライベートもここに落とし込む。

実行までの流れ。

1)アイデア、気づき、思い付きは、iOSアプリ「マンダラートLifeArt」に記入。
キーワード、音声入力で。
2)より深く考える必要がある時には、ノート、システム手帳に吐き出しながら、手で考える。
3)「これをやってみよう」というアイデアをプロジェクト化する。
MOLESKINE noteに落とし込む。
4)スケジュールに合わせ実行する。

この繰り返しで、自分で考えたアイデアの実行力がかなりの確率でアップする。
この結果、メモした貴重な情報を生かすことができるのだ。