Think Memo No.050 少しの遠回りが脳みそを活性化させる。抱えている懸案事項を解決する方法。
今日移動中 、あえていつもとは違う道を選択した。
正直に言おう。道を間違えたのだ。通常であれば、無意識にでも曲がることができる道を間違えてしまった。
一瞬、「認知症のスタートか?」と考えた。
いつもとは違う風景が脳ミソを活性化する。
少し道を外れただけで、全く違う風景がそこにはあった。
以前、その場所にあった建物がない。違う店になっている。「おっ」こんな大きい店あったか?
その変化を体感することで、脳ミソが刺激を受ける。
必死で考えるのだ。「過去」「現在」と。頭の中でグルグルと回る。
何故か、いつもの道を通りたがる脳ミソ。
人間の防衛本能だろうか。知らない場所は緊張する。
日本にいる訳だし、危険な事はないはずだが、なぜか、ソワソワ、ドキドキする。
何かをリセットしようとする自分がいる様だ。
ものづくり起業家は、時には意図的に回り道をしよう。
時間が許せば、あえて遠回りをしよう。あえて、道に迷うことを選択してみよう。
必ず、発見や気づきがある。いや、今、抱えている懸案事項も意外なことで、解決の糸口がつかめる。
全く予期せず、解決策が訪れるのだ。多分、脳ミソが違うことを必死に考えているので、一瞬全てを忘れることが出来る。
それが良いのかも知れない。
「ハッと気がつく事がある」
「なるほど!」とうなづく瞬間が訪れる。懸案事項を抱えている人は、あえて、遠回りをしてみよう。
いわゆる、天から降りてくる状態を作れるのだ。
「ヒラメキ」は遠回りで得る。アイデアの展開は「いつものカフェ」で。