システムダイアリーネタ第3弾。手に収まるサイズ感が絶妙なのである。ノートでは無いまさに手帳だ。ジャケットの内ポケットや、ジーンズのポケットにも収まる。
にも関わらず、能率手帳の様な綴じ手帳とは違い、自分でカスタマイズできる。
ものづくり起業家にとり、カスタマイズは魅力的なキーワードである。
散歩と手帳。レオナド・ダ・ヴィンチ、ピカソ、ゴッホの手の中にはいつも手帳が。
芸術、科学、建築・・・あらゆる分野で万能だったレオナルド・ダ・ヴィンチ。そして、天才のアイディアが書き留められたそのノートの美しさもまた有名です。レオナルド・ダ・ヴィンチは、次のような言葉を残しています。「・・・簡単でいいのでメモをとる。そのために、小さなメモ帳をいつも持ち歩く。」by レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)
(モレスキンファンサイトより)
オリジナルのモレスキンは19世紀後半、フランスはトゥールの製本業者によって手工業で作られた。パリの文房具屋で販売され、ゴッホ、ピカソといった多くの有名人が使用していた。最も有名なモレスキンのユーザーはイギリスの紀行作家ブルース・チャトウィンで、作品にもよく登場する。(wikipediaより)
散歩の時に彼らは、常に手帳をポケットに忍ばせていた。実物を見た事は無いが、モレスキンサイズの手帳だったに違いない。
手のひらサイズには、何か人間の共通点があるかも知れない。
モレスキンポケットとシステムダイアリーのサイズ近い。幅が少しモレスキンの方が大きい。このサイズは人間が手に馴染むほど良いサイズなのかも知れない。
昔のパンチカードのサイズ(82mm x 187mm)は、アメリカの旧1ドル紙幣を元にサイズ決定されている。その後、このサイズ感は、あらゆる分野、小切手、航空券、入場券などに利用された。

システムダイアリーのサイズは幅82mmx 長さ140mm
1968年にこのサイズに決定した後、世の中が更にコンピューター化した。航空券もコンピューターで読み取れる時代となり、偶然にも、JAL,ANAの航空券と同じサイズとなった。(2019年現在は不明)
偶然ではなく、必然だったと考えられる。「手にしっくり収まるサイズ」なのだ。
ものづくりにサイズ感は重要である。なぜなら、サイズ感は人間感性から来る。