時々、修理のご依頼を受ける。修理は簡単な様で、実は難しい。場合により、初めから作る作業より時間が掛かる。完璧な仕上がり感が出来づらい。
本日の修理は、破れた箇所の補強。
ハードな生地でも、長年使用してると劣化する。使用中、何かに引っ掛け、破れたりする可能性は非常に高い。
致命的なダメージでなければ、修理は可能だ。難しいのは、修理の是非である。迷っている場合には、専門家に相談すると良い。
本日の修理は、生地の破れだ。修理箇所のミシンが入るか、少し不安であったが、難儀しながらもやり遂げた。別生地を、破れた箇所に当て、上から縫製する方法である。
オーソドックスな方法だが、早くて確実な方法だ。同色の生地を使えば、誤魔化した感は薄れる。
修理は第一印象で、修理可能かの判断ができる。
お客様には、必ず修理の現物を送って頂いている。画像だけでも、全体像は分かるが、見えていない所に落とし穴がある。
経験を積むと、送られてきた修理品の第一印象で、修理方法がイメージ出来るものだ。
イメージした修理方法であれば、ほとんどが上手く修理できる。
反面、修理方法がイメージ出来ない場合には、修理自体が難しい。
アウトドア・アトリエでは、他社商品でも修理承ります。
一度、ご相談下さい。