Think Memo No.091 自家用車という言葉は、いつしか死語となるかも知れない。カーシェアリングの台頭。

アウトドア・アトリエで保有していた車を、車検を機に廃車にした。車が無くなると不便になるかも知れないという懸念があった。が、幸い隣接したコインパーキングに、カーシェアリングが3台配置されているのだ。

激増するカーシェアリング。都会では、自家用車という言葉は死語となる。

カーシェアリングは、数年前にはキワモノであった。レンタカーと同類の非日常の手段である。
引っ越しやレジャーなど、特別な時に使用する車としての位置付けである。

それが今では、日常の道具として、自転車感覚に近い。10分単位で借りることが出来、24時間対応だ。スマホ1台あれば、自家用車感覚で使える。

自家用車の固定費を、あなたは計算したことがあるか?驚愕するコスト。

一度計算してみることをお勧めする。多分、驚くことであろう。カーシェアリングを、1ヶ月間で10回以上使える計算となる。実際、仕事以外で、月10回以上使うか疑問である。

ザックリした計算で、250万の車を5年間保有すると、月額60,000円前後(税金、保険込み)となる。更に駐車場代を入れると、恐ろしい金額だ。毎月、アジアならば海外旅行へ行ける。

今後、車市場は2極化する。仕事や通勤で毎日使うグループとドライブが趣味というグループである。

カーシェアリングのデメリットは、多くの人がこの事に気が付き始めたことである。

その為に、使いたい時に先約がある場合が増えてきている。
それを回避する方法は、前もって予約を入れておく事しか無い。

ひとりものづくり起業家は、効率性の追求が大切なポイントだ。
特に、世間で常識として扱われている事に、一度疑問を持ち、考えてみる必要がある。

しばらくは、車の無い、カーシェアリングライフを送ってみる。