勇敢な武将たちの物語三国志。武将ばかりが、スポットライトを浴びるが、物語の影には
人知れず職人の存在があったに違いない。
勇敢な武将は、皆アイデアマン。製作は現場の下級兵士。
卓越した戦い方を編み出した武将は、皆アイデアマンである。オリジナルの武器をも開発した。
しかし、武将はアイデアを出し、実際の製作は、現場の底辺の足軽たちの作業だ。
足軽兵士のほとんどは農民だ。中には職人もいただろう。
現場のノウハウがなければ武器も作れない。
どんなに素晴らしいアイデアを、武将が出しても、現場の製造のノウハウが無ければ形にはならない。絵に描いた餅だ。これは今も昔も変わらない。
戦いは、画期的な武器を発明した方が確実に有利である。それは歴史が証明している。
弓矢(呉時代の武器)222年作
画像は当時の弓矢だ。この弓矢には、製作した、「陳香という人物の工房」で作ったとサイン入りである。当時から名工と言われる職人はいたのだ。
1800年以上前の作品が、今でもこうして残っている。武将や、職人はいなくなっても作品は残る。これがものづくりかも知れない。