Think Memo No.243 cordura生地は種類が豊富。今後はリサイクル生地がメインとなる。

Cordura生地。日本ではポピュラーなハードタイプの生地だ。アウトドア分野では頻繁に使われる。アウトドア・アトリエの商品でも多用している。

古くて新しいCordura生地。アウトドア・アトリエでは30年前から使用している。

アウトドア・アトリエでは創業間もない、1980年代よりDuPont 社製正規Corduraナイロンを使用してきた。当時は「コルデュラ」と日本語読みだった。

生地の生産も日本製だ。日本の染色機械は、海外の幅広の生地では染色機械に入らない。
そのため、染める前の生機(キバタ)生地幅を、わざわざ20cmほどカットしていたのだ。

類似品も多い生地。Cordura。

類似品も多くあり、特にKODORA(コドラ)とは、質感も似ているため注意が必要。KODORAは粗悪な生地では無い。コストダウンのためあえて使用するケースもある。

Cordure tag old

現在、Cordura生地はDuPont社からINVISTA社に変わり各国で現地生産。USA製、韓国製、中国製がメインである。

アウトドア・アトリエは正規Cordura1000dをメイン生地として使用。

Cordure tag new

今後はエコ素材が中心となるcordura生地。

時代は、SDG’Sだ。リサイクル生地が主流となるだろう。無駄な使い方は、企業のイメージさえ左右する時代となる。現状ではリサイクル生地はコスト高である。

生産量増加により、コストダウンは可能だ。更にパーツ類もエコパーツとなる。
リサイクル生産システムの構築は、先進国の義務となる。

リサイクル生産システムは避けて通れない道である。