日本経済は危険水域に入る。日々、加工現場からの情報を聞いているとそう感じる流れとなって来た。不況は突然起こらない。毎日の変化の積み重ねが、未来を作る。
人を守るか、経済を守るか、究極の選択。
結論から言えば、どちらも大切なのだ。大きな組織にいて、収入が比較的安定している人は、人を守れと言うであろう。反面、自営業者、経営者は経済が動いてこそ、人も守れると言う。どちらも正しい。究極の選択なのだ。
人の動きを止めれば、新型コロナに感染するリスクは減る。同時に経済がストップし、完全に疲弊してしまう。人を動かせば、新型コロナに感染する。いかんともしがたい選択なのである。
急激に減少している現場の受注。
9月頃は、強気であった加工現場は、今や弱気になりつつあるのである。アウトドア・アトリエも全く相手にされなかった現場から、逆にオファー受けるような状態となる。
危険を感じたのは、1社からのオファーでない事だ。数社同時にある。これは、受注が見込めない時に発生する事象だ。先が見えないのだ。
日本の30%の企業が消える?未曾有の変化の始まり。
ある調査によると、コロナ禍で、日本の約30%の企業が消えると結論付けている。日本には、個人企業と法人を含め、約400万強の会社がある。30%、約120万社が消えていくのだ。
倒産、廃業、自然消滅。パターンは違えど、消えて無くなる。反面、新しい会社も創業される。
これが時代の変化なのかも知れない。
生き残る方法は一つ。チャレンジしか無い。「出来ない」という言葉を辞書から消す事だ。