ミシンは機械である。機械なのでメンテナンスが必要だ。しかし、つい片手落ちとなり手入れすることを忘れる。正確に言うと、リズム良く使っていると、この状態が未来永劫続くと勘違いしてしまうのだ。
ミシンはマシン(機械)なのである。
「カタカタカタ」と複雑に動く内部機構は見えない。見えないので、つい機械であることを忘れる。ハサミやカッターのようなシンプルな道具感覚となり、使い続けてしまうのだ。
本来は、車も始業点検を義務付けられている。ただ、点検する人は皆無であるが。
ミシンも同じ理屈である。点検前の作業が必須である。
ミシン屋のオヤジ曰く、ミシンは機械なので油を注しなさい。
馴染みの凄腕ミシン屋のオヤジ曰く、「最低週一回は油が必要だよ」。同時に、いかに機械にとって油が大切な物かという講義をしばし受講。その場合では納得する。
数週間後、油を注すことを、忘れがちとなり使い続けてしまう。
正確に言えば、リズム感を壊したく無い。
ミシンにKURE-5-56は絶対に差すなとのアドバイス。
「あれはサビ落としだから絶対注しちゃダメだよ」「揮発性の油だからミシン壊れるよ」とのアドバイス。無知は恐ろしい。アウトドア・アトリエにも2本あり使っていた。
大切な道具だから油の知識も必要。
KURE-5-56(wikipedia)が悪いとうことではない。使う部分により適切な油の選択が必要である。
油=潤滑油で全てにおいて万能ということではないらしい。ここが大切なポイント。
油にも適材適所があるということ。
KUREの油にも色々な種類がある。「単なる油されど油」