衰退と高齢化の縫製加工業。アパレル加工、バッグ加工、帽子加工、など全て同じトレンドだ。
メイドインジャパン(日本製)が注目されているが、現実は下降の一途。
加工現場が激減するから貴重な存在となる?(2018年記事)
週間現代の5月5日号(2018年)の特集記事によると、今後、給料の上がる仕事の1位は何と「縫製工」である。理由は多品種、少量生産時代は技術力の高い縫製工が求められるから。
2021年現在、縫製加工業は確かに生き残るが、先行きは不安定。二極化している。
知人の情報によると、確かに時給が上がっているらしい。ただし、二極化している。
忙しい工場は、仕事が集まる。反面、廃業していく工場も多数ある。
ポイントは、経営者のマインドだ。新しいことにチャレンジしていく工場は生き残る。
従来通りの仕事を追う工場は、消えて行く。変化に対応できない工場だ。
AI時代にも極致のアナログ仕事は生き残る。
一覧表によると、機械化するよりも人間がやった方がコストが安い仕事が残る。AI化されるのは高度な仕事で、コストダウンの効果が大きい。
縫製加工業はアナログ仕事であるが、最新の機械導入により相乗効果はある。
型紙製作はCADで作られる。デジタルへのマインドは必須である。
記事内容は正しいが、縫製加工業の全てが恩恵を受ける訳では無い。
積極的に変化に対応するマインドを持った人のみ当てはまる事実だ。