ミシンワーク必須のアイテム「目打ち」。千枚通しの様な先端が細く鋭い道具である。
生地を押さえたり、送ったりと頻繁に使う必須万能道具。
道具の小さな改善が、仕事の効率を上げる。
目打ちの持ち手は丸い。持ちやすさのためだろうが、結果転がる。
曲者である。ミシンの上で転がり、落ちることしばしば。
アウトドア・アトリエでは40年前から改造していた。
コロコロ落ちないのか考えた末、片側を平らにカットする方法を取った。単純な加工であるが、絶大な効果を発揮する。
この一手間が、仕事効率をアップするのだ。当時は、こんな目打ちは売っていなかった。
小さな改善の積み重ねが、大きな成果となる。
「日々改善」先人の言葉は正しい。