Think Memo No.312 段取り八分。物づくりも同じ。大規模ワクチン接種会場から学ぶ。

物ごとの達成ポイントは、段取り段取り八分で決まる。先人の教えであるが、今でもこのルールは正しい。

大規模ワクチン接種会場から学ぶ。段取り八分が成功のポイント。

本日、身内の付き添いで、大規模ワクチン接種会場へ行った。混乱を予想していたが、結果は実にスムーズであった。

成功のポイントは、段取りの仕込みであると考えた。シュミレーションを繰り返し、人の動きを想定し、配置している。

ものづくりも同じ。適材適所を考え人を配置することがポイント。

縫製工場には得意不得意が必ずある。得意な商材を、得意な工場に配置すると上手く行く。薄物は薄物工場。厚物は厚物の工場へ。

シンプルであるが、実に大切なことなのだ。昨今は、工場の減少に伴い、このルールが乱れている。

結果、幅広い加工のネットワークを持つことが重要。

あらゆる商材に対応するには、幅広いネットワークを持つことが重要だ。得意な工場を持つことが、自然と顧客満足につながる。

ワクチン接種イベントの成功も、ものづくりの成功もポイントは同じだ。どちらも、事前の準備である、段取り八分の仕込みが必修条件である。