Think Memo No.345 ミシン用定規。直線縫いの補助道具。

バッグは直線縫いが多い。この直線意外に厄介だ。簡単な様で実は奥深い。直線縫いに始まり、直線縫いで終わる。そう言っても過言では無い。直線縫いには定規が便利だ。

直線縫いは、簡単な様で実は奥深い。誤魔化しがきかないのだ。

初めて工業用ミシンに触れた時、大抵はそのパワーに驚く。強力なモーターに引っ張られ、上下する針。
恐怖心さえ感じる。恐る恐る縫い始める。直線縫いのスタートだ。

縫い上げる生地とミシンパワーのバランスを考えた力加減が必要だ。このバランスを間違えると綺麗に縫えない。
直線が曲がってしまう。微妙に曲がった直線は非常に気になる。

ミシン用定規

工業用ミシンは慣れと道具使い。

直線を綺麗に縫うために、ミシン用定規と言う道具がある。この道具を使えば、綺麗に直線が縫える。
セッテングは簡単だ。ミシンの押さえ近くに、専用のネジ穴がある。定規をそこに仮止めすればいい。

縫う対象物に合わせ、縫いしろを調整しながら設置する。微調整も可能である。
定規の有無は全く違う。道具を使えば、注意を他に向けることが出来る。

プロは道具を上手に使う。技50%。道具50%。

技に頼りきると、いつかは衰える。道具を使えば、衰えを先に伸ばせる。プロは道具を、どう使うかの選択眼がすごい。
一流のプロは最終的に、道具を自作する。