アパレル業界では、型紙作りをCADで作ることが多い。反面、バッグ業界では、ボール紙で作るアナログの世界だ。
アナログが遅れている訳ではない。理由があってのアナログなのだ。
バッグの型紙はアナログで作り、デジタル化することが最適。
バッグは立体である。また、洋服のようなサイズの縛りが無い。限度はあるが、自由なのだ。
この自由さが厄介なのである。ルールが無いので、マニュアル化しづらい。
提携している中国工場は、CADで型紙を作る。進んでいる。ただし、クリエイティブな商品は作ることができない。商品のアレンジまでだ。
クリエイティブな商品を作るのは、試作を何度も重ね、作らなければならない。日本に残された
唯一の道は、創造性しかないかもしれない。
Adobe IllustratorCS6で型紙を作る。プラグインを購入する。
iPMというIllustrator向けのプラグインがある。このプラグインをインストールすると、Illustrator本来の機能に
曲線の長さを図る機能が加わる。型紙作りには必須のアイテムだ。
Illustratorが動く環境ならば、ほとんど使える。アウトドア・アトリエのPC環境は最新ではない。
9年前の環境だ。それでも十分動く。なぜなら、型紙は線しかない。重い画像の処理も無い。
今後、型紙作りのデジタル化を記事にする予定である。
自分で使いながら、コツを伝授しようと思う。