Think Memo No.402 深刻な縫製工場不足。

日本の縫製工場不足が日常的なった。ものづくりに関係する人の最初の話題だ。現場は完全に二極化している。
この傾向はますます続くであろう。

存在のポジションを見つけた工場と消えゆく工場。

1)存在価値のある工場。
適正な工賃を請求し、対応する姿勢がある。言いなりの仕事はしない。
●新しい事に挑戦する。まず、やってみる。
●当然工賃は適正化価格を請求。
●機械の導入も考える。
●人を育てる。
●常にケーススタディを学ぶ。

2)消えゆく工場
●言いなりの工賃なので、下がる一方。
●投資出来ないので、新しいこともチャレンジ出来ない。
●学ばない。
●改善しない。
●過去の栄光に浸る。

3)現状の縫製工場
●力のある工場
積極的に仕事を選ぶ。当然、安い工賃仕事は受けない。
●年金ワーカー(ひとり型から数人型)
年金で食いつなぎながら、美味い話しを待つ。
良い話しの仕事は来ない。