Think Memo No173 マスクは誰かが買い占めているのか? 中国の工場に聞いてみる。

相変わらず日本ではマスク不足だ。朝方、ドラックストアに長蛇の列が出来る。マスクの高額転売も話題になっている。情報番組では、マスクの有効性について語られている。

世界中、マスク不足?中国製が多いマスク。

日本人ほどマスクを付ける人種はいないだろう。それが、今や、世界中でマスクを利用している。需要と供給から言えば、相当数の数量になることは間違いない。

更に中心的な生産国の中国では、コロナ問題で生産が上手くいかない。これでは需要が逼迫する。

中国の不織布製品メーカーに聞いてみる。マスク製造はどんな状況か?

工場が少し落ち着いてきたので、不織布製品を作っている工場に聞いて見た。その工場は、不織布を使用した、エコバッグを中心に生産している。マスクも1日で20万枚作る生産能力を持つ。

中国工場は、マスクの在庫はかなりあるとの事だった。必要ならば、発送するとの提案を受けた。

どこへ行ったマスク達。工場には在庫があるらしい。ただし、物流に問題がある。

工場では、日々生産されているマスク。しかしながら、出来上がったマスクを輸送することが簡単ではないらしい。
マスクは物量としては、効率が悪い。単価が安い商品なので、航空便では赤字となってしまう。

コンテナ便で送る必要があるが、コンテナ便がスムーズに動かない状況だ。その辺りが問題の根元の様だ。

中国はフル生産している。もう少しで大量入荷して来る日は近い。