ひとりモノ創りは組み立てる作業が楽しい。

モノ創りは達成感だ。

加工作業の中でモノ創りはなぜ楽しいのか、ふと考えてしまった。集中が途切れた瞬間、押し寄せてきた疑問。何かを創り出すことはそれ自体が面白いと皆語っているが。果たして、その面白さはどこから来るのか?自分なりに考えた。

カタチになるまでは、バラバラのパーツ。

どんな商品、機械でも当初はバラバラの部品だ。バラバラの状態から具体的な商品の設計図が出来る。
組み立てることにより、二次元では分かりづらい商品も立体的になり、初めて全貌が見えるのだ。

これは縫製品も同じ原理。裁断後のパーツでは出来上がりのイメージを明確にすることは難しい。縫い繋げて立体的になり初めて全容が分かる。

イメージがカタチになる。それが楽しい。

工程を進めると、自分で考えたイメージが少しづつカタチになる。その過程が非常に楽しい。商品になり、ユーザーの手元に行く。この感覚が満足感だ。ユーザーに喜ばれればもう十分。
モノ創りの楽しさはこの一連の流れの中から生まれる。

一連の流れ。

アイデアを考える。
具体的にスケッチする。
サイズを感を作る。
型紙を作る。
たたき台サンプルを作る。
修正する。
サンプル仕様を確定する。

この流れの中では、トライアンドエラーの連続。

 

当然、イメージ通りいかない時もあるのが普通。

計算して設計しても、実際組み立てようとしても、「あれ」的ななことは数多く発生する。加工の工程も、順序を変えた方が良いと後から思うことも多々。やり直しをしなければいけないことも。モノ作りはこの繰返しなのだ。

この間、作業に夢中になり、時間はあっという間に流れる。作業効率的にはあまり良く無いことは理解している。
ひとりモノ創りの場合はこれが欠点なのだ。。工場であれば試行錯誤している時間は無い。

parts2

ひとりモノ創りは、この試行錯誤の瞬間が楽しい。

あーだ、こーだーの試行錯誤の時間が楽しい時間と言える。試行錯誤の結果、商品化となり、売り上げとなれば更に喜ばしい。ユーザーが満足していただければ完璧だ。

皆様も、アイデアがあれば ぜひ、試行錯誤して、自分のアイデアをカタチにする、チャレンジをオススメする。

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