日本のものづくり起業家はどこへ行った?

アイデア・トリガー(アイデアの引き金)

日本では米国と比較して、開業率が非常に低い。2015年の中小企業庁のデータでは、日本5.2%に対して米国では14.3%だ。
開業率の低さの原因は、日本では一度コケると中々復活できないので、どうしても臆病になる。
アジアの時代に入りつつある今、日本で開業しようとする外国人が増加している。
日本人起業家はどこへ行ったのだ。

最近、代表者が外国人の小企業が多くなった。

ネットワークを広げるために、色々な人の話を聞いたり、調べている。そこで出てくるキーワードは、日本居住の外国人なのだ。
興味深い話の中には、日本人は居ない。

日本で独立し起業家となる。

中華系の人は独立心は強烈だ。中国と日本との橋渡しをし、母国でものづくりをし、日本に輸入をする。当然、意思疎通に問題は無い。スムーズである。

SNSを駆使し、自ら現地に行き、交渉する。日本のマーケットも分かっている。このスピード感は脅威だ。
日本人が、考え込んでいる間に動き回っている。

 

後継者不在の会社は外国人社長となる可能性がある。

息子には会社を継がせたくないという経営者は多い。自分の苦労まで相続させたくないと考えることはごく自然である。
結果、廃業か売却である。売却できれば大成功であるが、多くの小企業は、少なからず負債があり売るに売れない。
そうなると、タダでもいいから持って行ってくれとなる。そこに外国人の登場だ。

過去の延長線上に無い起業しか残されていない。

過去の延長線上にあるやり方ではもう難しい。ものづくりも起業も同じだ。全く新しいやり方、方法を自分で作り出す必要がある。発明では無い。新しい組み合わせだ。新しい副業のやり方、youtuber、SNS、とやってみるしか無い。

 

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