商品を作り上げるまでには、様々な職人ワザを借りる必要がある。革の加工には特に細心の注意を払う。全てがシンプルな作業の積み重ねだが、熟練したワザとセンスが必要。
アウトドア・アトリエの商品は比較的極厚物の革を使用している。そのため、革の縫い合わせ部分は厚くなり、ミシンがきれいに入らない。縫い合わせの部分のみ革を薄くする加工技術が必要だ。

これが「コバ漉き(すき)」という加工技術。
約1㎝幅を厚さ1㎜まで薄く加工する。
この作業により縫い合わせが自然できれいに仕上がる。
アウトドア・アトリエでは、皮漉きに関しては、
有限会社浅原革漉所にすべて依頼している。
アウトドア・アトリエが高い品質をキープするための必然的な工程である。
有限会社浅原皮漉所の代表、浅原さんは、伝統技術の追求ばかりではなく、革で折り紙の鶴を作るなど、伝統技術を生かし、新しい分野にも挑戦している。
一般向けのワークショップも開催されているので、ご興味のある方はHPを!

写真は代表の浅原氏