現在のアメリカで、アナログな仕事である縫製加工業に従事する人はいるのだろうか?アメリカの後追いをする日本。
現状の米国労働環境を調べれば、日本の将来も少しは分かるかも知れない。
米国労働環境で縫製加工従事者を調べる。
アメリカ労働省の職業情報データベース、O*NET Online
現状のアメリカの1000種類ほどの仕事を調査し、情報化しているサイトである。
その仕事に必要なスキルと平均的な年収までもがデータ化している。
かなり細分化された情報である。
縫製加工職人という職業の分類には無い。職人の分類は、デザイナーに近い。
日本で言う、縫製職人は、Sewing Machine operatorsという分類に入る。ミシンオペレーターだ。
求められる能力
特別な事は書いていない。読み、書き、ソロバン、PC能力が求められる。
賃金と就労状況を見る。
賃金 2018年度 時給約12ドル(¥1,300/日本円) 年収約25,030ドル(272万/年)
日本とほぼ同等のレベルかも知れない。
労働人口は約15万4千人程。
将来性
2016-2026年までは約2%のダウン。
求人は10年間で、1万2千人ほど。
結果として
少なくとも2026年までは、米国でも仕事は無くなっていない。
日本でも仕事として存在するだろう。
この職業をベースとして、他の職業も調査する。
比べることにより、この仕事の本当の将来性が見えるだろう。