Think Memo No.186 戦時下の「ものづくり」。(1)小規模経営者は粘る。会社存続のために。

緊急事態宣言が出た。 東京、大阪を含めた7都府県である。個人、企業問わず、行動がかなり制限される。
これは、新型コロナウイルスと戦う戦時下だ。

今日からしばらくの間、戦時下の「ものづくり」と題して通常とは異なるバージョンのブログをアップする。
途中、気分転換のため、商品のご案内をする事はお許しいただきたい。

ネット情報からのコピペでは無い、自分の目で見た現実や直接関係者から聞いた情報をアップする。

危険を承知で、休まない小規模、零細企業経営者達。

新型コロナウイルスの戦時下では、小規模、零細経営者のマインドは強い。正確に表現すると、休むと即、食えなくなるからだ。決して泣き言は言わない。

私自身の周りで、テレワークや営業時間を縮小という会社は少ない。大きな組織は別であるが、ほとんど通常通りだの営業だ。感染には細心の注意を払っているが、簡単にはギブアップしない。

ものづくり系の仕事は、休業要請を受ける事も無い。

縫製工場は、地方に多いので緊急事態宣言に対する緊張感は無い。資材関係の会社も、普通に連絡が取れる。
営業時間の短縮もほとんど無い。

日頃、厳しい環境で経営している、小規模、零細企業には底力がある。

不安であるが、突き進むのが、小規模、零細企業だ。

当然だが、人様に迷惑が掛かる様な自分勝手な行動では無い。自粛もするが、知恵を絞り少しでも前に進む。
自分達が、休業すると日本経済が死んでしまうという強い意志を持っているのだ。

小規模、零細企業は諦めない。戦時下でも粘る。知恵を最大限に搾り出しながら。