細心の注意が必要な修理作業。特に修理する本体をバラす時は神経を集中せせる必要がある。外科医が手術をするが如く、商品にメスを入れる様だ。
修理は商品をバラす作業が難しい。
アウトドア商品は強度が非常に大切である。その為、縫製時、太い糸でガッチリ縫い込んである。当然、修理前提で商品は作っていない。むしろ、寸分の隙なく作ることが重要である。これが修理時には、厄介なのだ。
簡単に商品をバラすことが出来ない。一つ一つ縫い目を追い、ハサミを入れていく。根気と神経を使う作業だ。
まるで、外科医が手術時に、メスを入れていく感じに似ている。
道具が大切。ハサミ、革切り包丁、糸切り。
修理時に必要なモノは、適材適所な道具だ。ハサミだけでは糸切りは難しい。時には革切り包丁を使う。
また、切った糸を引き出す、毛抜きも必要だ。毛羽立った糸を焼くライター。
適材適所な道具を揃えることが、素早く、綺麗に仕上げることが出来る。
