Think Memo No.420 80年代を回顧する。ファイロファックス fILOFAX

1980年代のfILOFAXを長年使用している。手放すことが出来ない。イギリスで生まれ育ったシステム手帳である。リフィルがどんどん膨れていく事が楽しみであり悩みでもある。

バイブルサイズのシステム手帳の問題点。

見開きにすると、左側のページが記入しずらい。バインダーリングが邪魔をする。特に、リング径が大きくなる更に書きづらい。システム手帳はノートの様な使い方が苦手なのだ。

本来、システム手帳は、ノートという位置付けよりは、データーブックであった。最大のユーザーが、牧師と軍人であった。彼らの資料ファイルなのだ。

ノートページを中央部にセッティングすると解消される。ノート使いができる。

メモ等のノートリフィルをシステム手帳の中心部にセッティングすると、フラットに近い面ができる。リングもあまり気にならない。左側のページも記入し易くなる。

バイブルサイズは、B6サイズに近い記入面積があるので、左右のページを使えば発想も広がる。
別に用意していたB6サイズの発想ノートをやめて、fILOFAX1冊で対応できる。

センターはフラットになる。

手帳の常時携帯は、2冊までが限界。

手帳を2冊以上を使い分ける事は、効率的でない。特にスケジュール関係は1冊集中が基本だ。複数冊使いは、混乱する可能性がある。出来れば、1冊に集中したい。

ひとりものづくり起業家は、考える事やタスクが非常に多くなる。アイデアメモも増える。
fILOFAXのコンセプトの通り、オフィスを持たない仕事人のデーターブックなのだ。